法人概要

障がいをもつ子どもたちが社会の中で生き生きと生活できるように

松本平の障がい児者をもつご家族、子どもたち、医師、保育士、リハビリスタッフ、教師、福祉関係者の方々、看護師、保健師が集まり、2000年7月にネットワークを旗揚げしたのが始まりでした。以来、24年の月日の中、2005年にNPO法人未来の風を立ち上げ、2か所の児童発達支援センター、1か所の児童発達支援事業所を設置してきました。
私たちみんなの願いは、障がいをもつ子どもたちが社会の中で生き生きと生活できるように「障がいの受容」「克服のための医療・リハビリ・保育・教育の継続」「社会への旅立ち」という過程で、一貫した支援・援助ができる体制づくりでした。
この20年間、子どもたち、家族を支援する制度も環境も大きく変わってきました。その中で私たちの取り組みは、一定の目標は達成しつつも、まだまだ多くの課題があります。今後も地域の療育の拠点としての役割が果たせるよう、職員一同、子ども達・ご家族に寄り添い基念達成を目指し尽力していくつもりです。

理事長　北野　とみ江

「朝日を浴びて」

うっすらと靄が立ちこめて、東の空が茜色に染まり、太陽が顔を出し始めようとするとき、すでに、アルプス連峰の峰嶺には朝日が当たって、美しく輝いています。
靄がいろんな色に変化し、一日の出発を演出してくれます。ほんの10分程度の時間が、とても長く感じられます。

『たいせつなきみと』ー障害児の子育て経験談集ー　　2004年4月